1988年 近代建築の巨匠 村野藤吾により設計された三養荘の建築資料集です。 写真1枚目、左上が外箱、右上が内箱 左下が写真集、右下が詳細図集です。 書籍2冊は、開いた跡や折り目汚れなど無く、新品同様に綺麗な状態です。 ・写真集(四季のさまざまな表情が収められています) ・詳細図面集(建物全体から家具、照明に至るまで豊富な図面集) ※外箱は汚れへこみなどが多く、表と裏に丸い容器を上から置いたような跡があります。(写真4〜9枚目) ※内箱は破れが一箇所(写真10枚目)見たところ汚れはありません。 GW期間中(4/29〜5/8迄)は発送できませんので、ご了承ください。 同朋舎出版 著者:畑亮夫(写真)/村野藤吾記念会(監修) 定価69000円 桂離宮のような建築を目指して作られた数寄屋造。 26棟にも及ぶ建物群を6組の棟梁が分け持つ、規模、質ともに並外れた建築となりました。 計画から着工まで長い時間を要し、何度も何度もスケッチや粘土の模型で構想を練り直し続けたと言われていますが、 無情にも着工は村野藤吾の没後となってしまいました。 現在も、静岡県の伊豆長岡温泉の代表的な高級旅館として、泊まることができます。 数寄屋造りとは、格式を重んじる派手な装飾やデザインを取り払い、極限までシンプルにした中に美しさを見出す考えのもと設計されたものです。 一見すると質素ですが、一歩足を踏み入れてみると奥が深く、「借景」と言って周囲の景色を借りて楽しむ間取りがあり、庭の木々によって四季の移り変わりを感じられたり、洗練された中に遊び心があったり、まさに「粋」「風流」「侘び寂び」といった言葉を体現した建築です。 村野藤吾は、大阪難波の「新歌舞伎座」(すでに解体済)や、「そごう大阪店」「ウェスティン都ホテル京都」「迎賓館本館(旧赤坂離宮)」「横浜市役所」「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」など様々な名建築を世に残しています。 丹下健三/安藤忠雄/隈研吾/辰野金吾/伊東豊雄/伊坂重春/建築家 ベルニーニ/ミケランジェロ/ヴァザーリ/シャルルガルニエ/オルタ/ワーグナー/ガウディ/オーギュストペレ/ヴァルターグロピウス/ミースファンデルローエ/コルビュジエ/フランクロイドライト/アルヴァアアルト/ルイスカーン/ロバートヴェンチューリ/リチャードマイヤー/レムコールハース/ザハハディッド/OMA